いつか終わる夢
「銀色の愛ふたたび」を読んで、もう少し思った事など。
彼らが”神”でいられるのは、ほんの短い間なのだよね。「ガンダムといえど四年前の機体」となった時、彼らの優位性は崩壊し、楽園は終わる。人間側のテクノロジーが進歩し、彼らを凌駕する技術が彼らを補足する日はそう遠くないだろう。
だからこそ、ヴァーリスとローレンの逃避行は切なくて美しい。彼らの”眠り”の儚い美しさが胸にせまって来るのだ。人間は自分達以上の存在を許しはしない。やがて追い詰められた彼らには悲劇しか残されていない。
シルヴァーの転生と思われる子供は、そういう彼らだからこそ信じたい”魂の永遠性”のあかしとして登場したのだろう。滅んでも復活したシルヴァー。シルヴァーになれなかったヴァーリスの真に求めた不滅。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- いつか終わる夢(2012.02.08)
- 北杜夫氏死去(2011.10.26)
- たまには庭を(2011.09.14)
- 絵は心の鏡である事(2011.05.14)
- 持たざるもの、持つべきもの(2010.11.27)


コメント