結界師(19)
裏会での扇一郎と正守の対立が、墨村家にも飛び火。
だが、その裏には、神佑地とその力を巡る陰謀が?
扇六郎に、妻の守美子さんを、ろくでもない人間呼ばわりされた修史パパが怒った。重罪の土地神殺しを平気でやってのけた守美子は、笑う口元しか出て来ない。良守達にとって、母親としての彼女がどういう人間であるかは、まだ詳しくは描かれていない。繁じいにとっての娘である彼女も同様である。
裏会幹部の勢力争い、扇一族内での確執、正統継承者である者達への恨み、それらが複雑に絡んでくる。正守への風当たりも強くなり、正守は遂に「扇一族をハメるネタ」を細波に要求する。
大天狗絡みのどんちゃん騒ぎはご愛嬌。
それは影宮が、良守と時音の関係を理解する良い機会ともなった。
黒芒楼以降、久しぶりに長い事件への序章でもある。
アニメが黒芒楼編までで終わってしまうのが、とても残念である。元々ゴールデンタイムで浮かれる内容の作品ではないし、何よりもアニメの失敗は、良守の器の大きさと、原作の持つ世界の深みを出せなかった事だと思う。
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