横尾流現代美術
直感を信じて描く。
その重要性をいつも説く人であるが、何故あの画家は売れているか、何故こういう流行が生まれたかも意識しているのが、彼が今まで勝ち残って来た秘訣だろう。本当に好きなものばかり描いていたら、それは職業にはならないだろう。
今は自己プロデュースの時代だ。「意識してない」事を宣伝する事で「俺は他の奴等とは違うんだ」と差別化をしていく。「自分は芸術に凝り固まった人間ではないんだ」と言う事で他の画家と一緒にされる事を嫌う。
そこに不安が見え隠れする時がある。
それでも彼が神の啓示を信じている限り、彼は描き続け、そして作品は世に残されていく。ヒポクラテスが言った様に「人生は短く芸術は長い」のだ。彼の絵がどこまで残るのか、それを知る者はいないのだ、少なくとも現在に生を受けている人間の中には。
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